1954-03-23 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
その結果、数だけ出すために、わずか月給五千円の給仕とか七千円の雇員級を首切つてしまつて、一万円以上のものがそのしわ寄せを受けておらないという結果は、これを断行されますと、どこに重圧がかかるかと言うと、薄給をもらつて夜学に行つている人の肩の上にこの整理の重圧が加えられると思う。それをどう処置するかということを聞いておる。大臣にかわつて政務次官からはつきり承りたい。
その結果、数だけ出すために、わずか月給五千円の給仕とか七千円の雇員級を首切つてしまつて、一万円以上のものがそのしわ寄せを受けておらないという結果は、これを断行されますと、どこに重圧がかかるかと言うと、薄給をもらつて夜学に行つている人の肩の上にこの整理の重圧が加えられると思う。それをどう処置するかということを聞いておる。大臣にかわつて政務次官からはつきり承りたい。
これは塚田長官の昨日のお話では、そういうことにならないように、事務官以上、雇員級、給仕クラスというものに整理の負担が平等に行くように指示をすると言つておりますから、岡部部長から、どういう指示をされたか、この問題について御答弁を願います。
ところが今日俸給の方の関係では、雇員級の人が主事級の人よりも上の俸給をもらつておる例も珍しくございませんので、俸給というものは資格に関係なく、一級から十五級までの間にずつと分配せられまして、同じ五級俸のところをとつてみましても、雇員であつて五級俸をもらつておる人もあれば、主事であつて五級俸をもらつておる人もありまして、従来の雇員、用人と三級官、二級官という区別が非常に鈍くなつて来たわけであります。
さらにそのうちの質的の問題といたしまして、この頃はどうなつているか知りませんが、もとの關係で申しますと、官吏と雇員級にわけられました。その二つにわけての官制定員數と實員數との比較をお願いいたしたいと思います。
○片島委員 從來技術員とか、あるいは雇員とか、事務員とかいう、いわゆる雇員級の人がありますが、今お話になつたのは今まで傭人と言つていた人であります。雇員と言われておつたような人は公務員として取扱われるものであるが、そうすればこれはあとで出てくる恩給の問題や定員の關係を調べてみますと、厖大な影響を及ぼすものですが、その點はいかがですか。
それ簡單にお答えすることは困難かもしれでませんが、大體雇員級のほとんど大部分は一般職の方にはいるというふうにお考え願つてよろしいと思います。